股関節痛は、骨盤のゆがみと関係が深いのです。
股関節痛は、股関節の関節窩の中で大腿骨頭がぶっかったり引っ掛かったりして足付け根の痛みを感じることが多いのです。
股関節は体の中で一番大きな関節で、体を支えて歩行や立っている時に骨盤と協調しながら重要な役目を果たしています。
歩く・走る・座る・階段の上り下り・かがむ・ボールを蹴るなども、この股関節の回転する動きにより成り立っていますから股関節痛のほとんどは骨盤や股関節のゆがみに起因しているのです。
骨盤の左右に股関節の凹面である臼状球面の関節窩が、大腿骨の最上部である大腿骨頭の丸いボールを受けるような仕組みになっていますから、股関節の位置が正しくないと自由に足が運べなくなり、股関節痛が重篤な場合は、股関節白形成不全という病名を医師から診断されることもあります。
股関節の球関節(臼状関節)という形の凸側が、ちょうどボールを両手で包み込んだ手の内側をボールが回転して行くような感じで、球状の大腿骨頭が凹面である臼状球面の関節窩の中を回転することにより、足が自由に動かせるようになっています。
骨盤のゆがみにより股関節の位置がくるい股関節のゆがみが起きると、ボール状の大腿骨頭が凹面である関節窩の中でスムースに回転するのを邪魔をして、足のある角度とかで痛みを感じるようになり例えば胡坐(あぐら)をかいた時に痛んだりするのはこの理由からです。
つまり、股関節は車の車軸のようなものであり、車軸がズレていると車輪の回転にもぶれが起きるように、股関節の動きにもぶれが生じるのです。
膝が悪いと思い込んでしただけで、本当は股関節が原因といったケースもよくあのます。
日常生活の上で足を使うことは頻繁にありますから、股関節のゆがみは体のゆがみを助長させる傾向になり、マイナス面が大きいのです。
例えば、床に置いた物を両手を使って持ち上げる時に、股関節に引っかかりがなく自然にお尻を落として持ち上げるのは、腰への負担は少ないのですが、逆に股関節が固くて充分にお尻を落とせない状態で持ち上げるようでは、腰に負担がかかり腰痛を招きやすくなります。
その他、ゴルフスイングの「ショットがぶれる」、「軸がふらつく」、「飛距離が伸びない」なども股関節のゆがみから起因することが多いのです。
なおかつ股関節の周囲には、日常生活においてあまり使われていない筋肉も多く存在し、お尻の大臀筋(だいでんきん)・内転筋・ハムストリング筋なども股関節の位置異常で衰えてしまいます。
股関節の位置異常で股関節痛を招きやすい状況に陥っている状態を以下に示しておきます。
(1) 足の長さに差がある。
(2) 胡坐をかいた時の膝の角度の左右差がある。
(3) O脚やX脚である。
(4) 履物の踵の減り方が内側か外側あるいは左側か右側に偏りがある。
(5) 膝を立てて仰向けになって、膝を立てた時に膝の高さの差が大きく出ている。
(6) 膝を立てて仰向けになって、膝を胸へ向かって曲げた時に膝が胸と接触しないで大きく離れている。
(7) 膝を立てて仰向けになって、足の裏を床面に着けたままで左右に膝を倒すと硬くて倒れにくい。
(8) 外反母趾などになって足の指が曲がっている。
※ 先天性股関節脱臼または先天性股関節亜脱臼を患っていらっしゃった方は、上記のような傾向がはっきり出ているようですが、時間がかかる場合もありますが上部頚椎の矯正により更なる改善がみられます。
股関節の位置がくるうのは、自然に歪んで来ることよりも最近の流行でヨガや過度の開脚ストレッチにより、骨盤が開いてしまい股関節を痛めているケースが多くなっており無理は自重して下さい。
股関節の位置を正しくして関節可動域が拡がると自然に股関節が柔らかくなりますから、開脚ストレツチなどはかえってゆがみを作ることになり逆効果なのです。
◆ 股関節を柔らかく保つための注意(上部頚椎矯正後)
◇ 膝の屈伸運動や脚のストレッチを行わない。(その他の部位も含む)
◇ 脚部へのマッサージを避ける。(その他の部位も含む)
◇ ガムや固い食物を避ける 顎関節と肩関節そして股関節は連動していますから、顎関節や肩関節に負担をかけると股関節にも響きます。
◇ 靴のインナーソール(中敷き)は、平らなものを使用する。 足底の形状を変えるようなものは、靴を履いている間、股関節に限らず全身のゆがみとなって現れます。
産後のひだちが不良で骨盤がうまく閉じないまま、その延長で股関節の位置異常を起こしているケースも多いのです。
股関節痛も脳からの指令により股関節の位置を正す、上部頸椎の矯正が改善をもたらします。
股関節痛は、過度の開脚ストレッチにより発生しやすい。 |